2011年7月29日
先日、第4回子どものためのコンサートが無事終わりました。
って、もう1か月が過ぎてしまいましたが(ー_ー)!!
発表会が終わってからもバタバタとして・・いまして・・。
ご無沙汰してしまい、申し訳ございませんでした。
さて、発表会です。
今までで一番準備が大変でしたが、今までで一番感動の発表会となりました。
今回は、子ども達のソロ曲は難しい曲が多く、練習も大変でした。
曲は、吟味に吟味を重ね、決めます。
子どもが弾きたいって思う気持ちを最優先にしたいので、どんな曲がいいか話し合い、発表会に向けて頑張ったら出来る・・か!?ぐらいの難しさの曲を1人につき数曲候補を決め、その中で選んでもらいます。
結果、今回はその学年で弾くには難しい曲が出そろいました^_^;
「練習しても下手になる・・」「なんか指が言うこときかへん・・」
何度も崩れてはゆっくりからやり直し、メトロノームに合わせ、練習方法も細かく指導し、ピークを本番1週間前に迎えてしまった子は、この1週間でまた崩れてしまうのではと心配になりながら・・。
まだ幼稚園や小学生など指の力が十分ではない子どもたちや、特に、速い曲や3連符の曲などは、好き勝手に早く弾くと1日で崩れてしまいます。
でも、発表会で弾く速さで練習したいって思ってしまいますよね。
それを我慢してもらうのが大変でした。
本番を迎えるまでに、本当にみんな苦労と努力を重ねて頑張ってきました。
そして、腕や手首の使い方、音色の違いにも気を付けて練習しました。
ピークを発表会本番に持って行くのが大変なのですが、よく頑張ってついて来てくれたと思います。
今回の発表会に出られなかった生徒さんもたくさん居ましたが、3歳から大学生まで、53名の生徒がソロの演奏をしてくれました。
舞台袖でみんなの演奏を聴いていて、涙が込み上げてくる瞬間が何度もありました。
この子、こんなに素敵な演奏ができるんや!!
この間のレッスンで言ったこと、できるようになってる!!
こんな難しい曲ホンマに弾ける!?って思ってたのに!!
心から一生懸命演奏しているのが一人ひとりすごく伝わってきて、ここまで来る過程を思いだし、胸が熱くなりました。
発表会を通じて、みんな何段も階段を上り、精神的にも、音楽的にも成長したなぁと思いました。
挑戦すること。
努力すること。
我慢すること。
継続すること。
集中すること。
緊張の中一人きりで演奏すること。
出来た喜び。
出来なかった悔しさ。
そしてそれは生きる力ってことにつながってくるのだと思います。
みんな本当によく頑張りましたね。
これからもピアノを通じて様々なことを学んで行ってくれたらと願っています。